思わぬつながり

shizenoukoku2005-04-07



昨日から続いた田の修復は今日の午前中で終わりました。
写真は、丸太を切り出すときに見つけたぜんまいです。
思わぬところに山菜はあるのですね。
(ああ、また素人ぶりを暴露してしまった・・・)


去年、こんな本を読みました。

森と海を結ぶ菜園家族―21世紀の未来社会論

森と海を結ぶ菜園家族―21世紀の未来社会論

藤本さんの半農半X論にも関連する
新しい社会に向けての論考です。


人間の一番幸せな生き方は
地域とつながり、生産に携わることである
と明快に書かれています。


現金収入はワークシェアリングにより、
週2日働いて、
後は菜園をしたり、家畜を飼い、
仕事の場がそのまま教育の場であるようになり、
旧来型の共同体の再構築ではなく、
新しい概念を取り入れた共同体の構築を
目標としてあります。


つまり、全ての人が“業”としての農でなく、
何らかの形で農に携わる、ということです。


なぜ何ヶ月も前に読んだ本のことを書くかというと、
実はこの本の執筆者である小貫先生のゼミ生から
登紀子さんにあてて卒論文集が送られてきたのです。


ゼミ生の一人が鴨川自然王国の活動を
耳にしていたらしく、それで送ってきてくれたようです。
(登紀子さんに渡す前に読んでしまうつもりです)


『菜園家族』の本をとても刺激的に読んだ後で、
一度話がしたいと思っていたところだったので、
思わぬつながりに感動しました。


どうもありがとうございました。