手を広げる目的

shizenoukoku2005-04-28



近所のFさんが、
「ミツバチが一箱あるけどいらんか?」
と声をかけてくれました。


直感的に、「やりたい!」と
思ってしまいました。
現代農業増刊号でも散々ミツバチは特集されてきたし、
取り組めるものなら前からやってみたいと思っていました。


しかし、もちろん私には
ミツバチを飼う技術はありません。
野菜なら、少しだけの経験はあるのですが。


闇雲に手を広げるのは力が分散してしまい、
もっとひどい被害を生む可能性があります。
ここで、「いや、うちではできません」
といってしまえば何もなかったように
日常の生活が続いていくでしょう。


でも、敢えて挑戦してみたい。
たなこを飼うことも、「無理です」
といってしまうこともできました。
なにもせずにやめるのではなく、
少し物事に責任を持ってもいい、と思ったのです。


鴨川自然王国は、
単なる農場ではなく体験型農園であり、
代替的な生活様式の提案をしていく空間です。
そして、総合的な生活空間の構築を
考えています。
それの一歩に、ミツバチの飼育も関わるのではないか、
という思いがあります。


ということで、今から藤本文庫にあった
「新しい蜜蜂の飼い方」という本を
読み始めます。

新しい蜜蜂の飼い方

新しい蜜蜂の飼い方

(藤本さんも養蜂に興味を持っていたようです)
ひょっとしたら、本当にミツバチを飼い始めるかもしれません。
うまくいったら、蜂蜜まで自給できてしまいますよ!