ゆるやかな暮らし

shizenoukoku2005-12-05



12月3日に、ブラウンズ・フィールドブラウンズフィールドを見学してきました。
王国に遊びに来てくださるたくさんの人たちから、
「あそこはいいよ〜」とずっと言われていたのです。


今回は、11月12日のプレハブヘンプ内装ワークショップに
来ていた方がブラウンズ・フィールドを紹介してくだったことが
きっかけで、訪れることができました。


途中、三尾さんに「サンドラ跡」などの
サーフィンスポットを教えてもらいながら、
車で2時間弱走り、到着しました。
国道から10分ほど走ったところにあるのですが、
周囲を林に囲まれた、とても静かな場所にあります。


画像は、ブラウンズ・フィールドの畑のものです。
畑、田んぼの面積はそれほど広くありませんが、
古民家を改造し、ツリーハウス、ゲストハウスなども
建設してあり、とても落ち着いた空間でした。


ご主人のエバレットさん、奥さんのデコさんは、
うわさどおりオープンハートな方たちでした。
初めて訪れたように、豊かな笑顔で私たちを
出迎えてくれ、エバレットさんは丁寧に私たちを
案内してくれました。
人を案内するとは、こういうことを言うのだな、
こんな案内をしてもらえば、雰囲気もわかるし、
案内してもらうほうまで豊かな気持ちになれるな、
と感激しきりでした。
ここの農場は、http://www.wwoofjapan.com/japanese/index-j.shtmlに登録し、
ウーファーをかなり受け入れているのですが、
広く人気があるのもむべなるかな、という感じでした。


食事は、石窯で焼いてくれたピザと、
マクロビオテック理論に基づいた、
動物性のものを使わずに調理した料理を振舞ってくれました。


鴨川の友人たちは、ベジタリアンが多いのですが、
私はそれほど野菜志向でもありません。
「いったいどんな味だろう?薄味なのかな」
と思っていただいたら、びっくりです!
きびはとても濃厚だし、煮物もとても芳醇な味わい。
肉を使わずにこれだけの味が出せるんや!
と新鮮な驚きでした。
なるべくなら、自然王国で取れたものだけで
料理をつくりたいと思っています。
こういう料理も学んでいきたくなりました。


ブラウンズ・フィールドは、肩肘を張ったとんがった空間ではなく、
多くの人を家族のように受け入れていこうとする空間でした。
規模は小さくても、そこここにあるような場所ではなく、
えもいわれぬいい空気が流れている場所でした。
そこには、豊かな暮らしがありました。


普段行かない場所に行き、新しい人に会い、
学び感じる。「縁」の面白さですね。
自然王国も、暖かく人を受け入れることのできる空間でありたいです。
ブラウンズ・フィールドの皆さん、本当にありがとうございました!